(2010/08/21)
大阪で開催しました「作詞作曲のセミナー」は、とても楽しく かつ 感動的に終了しました。
参加して頂いた皆さま、本当にありがとうございました。
今回のテーマは、「音+言葉+α」でした。
そして、「α」に選んだのが 「センス」です。センスの良い作詞家、作曲家になるためのヒントを、様々な例で語りました。
様々な音源や歌詞例で、作詞派の方も作曲派の方にも 共通して理解頂けるようにセミナーを進めました。
長年、人前で語っていると、砂漠に水がしみ込んでいくように 自分の言葉が伝わっていることを実感できるものです。今回は、参加者の皆さまの 頷きや表情や笑顔が 僕にセミナーの充実を 教えてくれました。
3時間のセミナー、最後の1時間は 自作品の発表です。この日のために録音してきた方や、自主制作のCDを発表する方、歌詞を朗読する方(代読は 野口が行いました)……どの作品も感動的でした。もちろん、どんな曲にも「こうした方がベターである」というポイントはあるものです。でも、感動は 作品の良し悪しには 関係なくやってきます。
プロもアマもそうですが、一生懸命に作った作品には、魂が宿るというか、感動のタネが埋め込まれるものなのです。プロなんか、左手でささーっと作っているでしょう! そう思われるかも知れませんが、やっつけ仕事ならいざ知らず、一作一作が勝負ですから、プロだって楽曲に 一生懸命 魂を込めるものです。
今回、折角 デモCDを作ってきたのに 再生できなかった方がいらっしゃいました。
彼女は、いきなりアカペラで歌い始めました。
CDが上手く再生できない時点で、諦めてしまう人が多いと思います。そのアカペラは参加者の心を打ちました。
参加者の多くは、僕の「作曲本(シンコーミュージック・エンタテイメント)」あるいは「CD付き楽しく学べる作詞・作曲(ナツメ社)」の読者さまでした。
また、公募ガイド社の添削講座の生徒さんもいらっしゃいました。
同じ本を読んでいるという連帯感もあり、また、文字だけで接してきた著者と リアル対面で接する新鮮さ・楽しさもあり、セミナーは最初から 打ち解けた雰囲気がありました。
大阪というお土地柄かも知れません! 助かりました。遠くは、岡山からも 来ていだきました。本当に感謝です。
さて、セミナーが終わってからは 当然のように、会費制で懇親会でした。
飲み放題の焼鳥屋さん! 当然のようにテンションは上がります。
お仕事のあった二、三人をのぞき全員参加でした。 飲めば、また 音楽談議です。
我が師匠、編曲家の林雅諺先生は、「さっきの話(講義)は、みんなウソ。これから本当の話をするぞ!」といって生徒達と居酒屋のハシゴをしたものです(30年も前の話です)。もちろん、先生のレッスンがウソのはずはありません! でも、「人生で必要なことは、居酒屋で学んだ!?」の言葉通り、僕は先生から 乾杯を通して 多くを学んできました。打ち解けた雰囲気の中、右脳に直結の会話も出来るのかなと思います。
その後、セミナー会場のすぐ近くに参加者さんのご自宅があり、その大広間にご招待を受けました。
懇親参加組のほぼ全員が移動します。
そこで、メチャセンスの良いバンド、フォルティッシュ・アカンパニーさんに出会ったり、もう中身の濃い時間を過ごしました。
意味のある時間に起こった偶然は、実は必然であることが多いのです。そういえば、今回も 不思議なご縁が満載でした。感謝・感謝・感謝!
今回は、僕が作詞作曲の添削講座を行っている 公募ガイド社さんから コンテスト情報誌「月刊公募ガイド誌」のプレゼントがありました。確かに、参加者の皆さまにお渡ししました。
これまで、ヤマハや公募ガイド社のセミナーや講座は 数え切れないほど その講師を勤めてきましたが、自分の書籍の読者様に直接アピールする自作自演(自主企画)の講座は、初めてです。
参加者の皆様の暖かい気持ちで、ありえないほどの大成功を収めることができました。
本当に、ありがとうございました。
※参加者の皆さまへ! セミナーのアンケートを作りました。ご回答頂けると幸いです。メールで 各位ににお送りいたしますので、ご回答の程よろしくお願いいたします。
PS
実は、東京でもやらないか? 名古屋でも? という問い合わせが 沢山寄せられています。
ぜひ、それも考えたいと思っています。
また、10/2(土曜日)に
前出の公募ガイド社主催で 野口義修・遠藤幸三で 作詞のセミナーが 東京にて開かれます。
なんと、作詞本の遠藤幸三さんと 作曲本の野口義修のタッグマッチです。
これも ぜひ よろしくお願いいたします。