yosinoblog2.jpgのサムネール画像皆さんこんにちは!

暑さのせいや 何やらで ご無沙汰してしまいました。
夏の作詞作曲セミナー(大阪)では 最高の盛り上がりをありがとうございました。
さて
公募ガイド誌主催の作詞セミナーが 10/2に行われます。

毎年 いろいろな作家の方とコラボして開催しているのですが、なんと 今回は……
「作詞本」(シンコーミュージック・エンタテイメント)の著者で 野口の親友でもある
遠藤幸三さんとタッグを組んで 行います。

「作詞本」の著者と 「作曲本」の著者(野口)が コラボするという大変に美味しい企画となっています
テーマ的には、今回「作詞」にスポットを当てて行います。

「作詞セミナー」

日  時:2010年10月2日(土) 13:30?17:00(13:00開場)
場  所:新宿スポーツセンター 大会議室
東京都新宿区大久保3?5?1
定  員:30名
参加費:5,000円
(作品添削講座・セミナーポイントカード会員は4,500円)
主  催:公募ガイド社

http://www.koubo.co.jp/contents/seminar/index.html

どうぞ、よろしくお願いいたします。

yosinoblog2.jpgのサムネール画像(2010/08/21)
大阪で開催しました「作詞作曲のセミナー」は、とても楽しく かつ 感動的に終了しました。
参加して頂いた皆さま、本当にありがとうございました。

今回のテーマは、音+言葉+α」でした。
そして、「α」に選んだのが 「センス」です。センスの良い作詞家、作曲家になるためのヒントを、様々な例で語りました。

様々な音源や歌詞例で、作詞派の方も作曲派の方にも 共通して理解頂けるようにセミナーを進めました。

長年、人前で語っていると、砂漠に水がしみ込んでいくように 自分の言葉が伝わっていることを実感できるものです。今回は、参加者の皆さまの 頷きや表情や笑顔が 僕にセミナーの充実を 教えてくれました。

3時間のセミナー、最後の1時間は 自作品の発表です。この日のために録音してきた方や、自主制作のCDを発表する方、歌詞を朗読する方(代読は 野口が行いました)……どの作品も感動的でした。もちろん、どんな曲にも「こうした方がベターである」というポイントはあるものです。でも、感動は 作品の良し悪しには 関係なくやってきます。
プロもアマもそうですが、一生懸命に作った作品には、魂が宿るというか、感動のタネが埋め込まれるものなのです。プロなんか、左手でささーっと作っているでしょう! そう思われるかも知れませんが、やっつけ仕事ならいざ知らず、一作一作が勝負ですから、プロだって楽曲に 一生懸命 魂を込めるものです。

今回、折角 デモCDを作ってきたのに 再生できなかった方がいらっしゃいました。
彼女は、いきなりアカペラで歌い始めました。
CDが上手く再生できない時点で、諦めてしまう人が多いと思います。そのアカペラは参加者の心を打ちました。

参加者の多くは、僕の「作曲本(シンコーミュージック・エンタテイメント)」あるいは「CD付き楽しく学べる作詞・作曲(ナツメ社)」の読者さまでした。
また、公募ガイド社の添削講座の生徒さんもいらっしゃいました。
同じ本を読んでいるという連帯感もあり、また、文字だけで接してきた著者と リアル対面で接する新鮮さ・楽しさもあり、セミナーは最初から 打ち解けた雰囲気がありました。
大阪というお土地柄かも知れません! 助かりました。
遠くは、岡山からも 来ていだきました。本当に感謝です。

さて、セミナーが終わってからは 当然のように、会費制で懇親会でした。
飲み放題の焼鳥屋さん! 当然のようにテンションは上がります。
お仕事のあった二、三人をのぞき全員参加でした。 飲めば、また 音楽談議です。

我が師匠、編曲家の林雅諺先生は、さっきの話(講義)は、みんなウソ。これから本当の話をするぞ!といって生徒達と居酒屋のハシゴをしたものです(30年も前の話です)。もちろん、先生のレッスンがウソのはずはありません! でも、「人生で必要なことは、居酒屋で学んだ!?」の言葉通り、僕は先生から 乾杯を通して 多くを学んできました。打ち解けた雰囲気の中、右脳に直結の会話も出来るのかなと思います。

その後、セミナー会場のすぐ近くに参加者さんのご自宅があり、その大広間にご招待を受けました。
懇親参加組のほぼ全員が移動します。
そこで、メチャセンスの良いバンド、フォルティッシュ・アカンパニーさんに出会ったり、もう中身の濃い時間を過ごしました。

意味のある時間に起こった偶然は、実は必然であることが多いのです。そういえば、今回も 不思議なご縁が満載でした。感謝・感謝・感謝!

今回は、僕が作詞作曲の添削講座を行っている 公募ガイド社さんから コンテスト情報誌「月刊公募ガイド誌」のプレゼントがありました。確かに、参加者の皆さまにお渡ししました。

これまで、ヤマハや公募ガイド社のセミナーや講座は 数え切れないほど その講師を勤めてきましたが、自分の書籍の読者様に直接アピールする自作自演(自主企画)の講座は、初めてです。
参加者の皆様の暖かい気持ちで、ありえないほどの大成功を収めることができました。

本当に、ありがとうございました。

※参加者の皆さまへ! セミナーのアンケートを作りました。ご回答頂けると幸いです。メールで 各位ににお送りいたしますので、ご回答の程よろしくお願いいたします。

PS
実は、東京でもやらないか? 名古屋でも? という問い合わせが 沢山寄せられています。
ぜひ、それも考えたいと思っています。 
また、10/2(土曜日)に
前出の公募ガイド社主催で 野口義修・遠藤幸三で 作詞のセミナーが 東京にて開かれます。
なんと、作詞本の遠藤幸三さんと 作曲本の野口義修のタッグマッチです。
これも ぜひ よろしくお願いいたします。

yosinoblog2.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像 円周率ソング」(YouTube作品)のアクセスが、16000アクセスを超しました。
この作品は、野口義修が企画・作詞・動画制作し、大阪のピアニスト/作編曲家/素敵なママのYUKOさんと僕とでサウンドを作り上げたものです。
鉛筆のアートワークは、娘(当時13才=中学1年 今 15才)です。

YOUTUBEにアップすると何がどう変わって、何がどうにもならないのか??それを知ってみたくて、チャレンジしたのです。

いくつも発見がありました。円周率ソングのコメント欄をご覧頂くと海外からのメッセージが大変多いです。
「言葉は分からないけれど、面白いね」という海外からのコメントが多かったように、響きやメロディーが面白く、直感的に伝わるメッセージやコンセプトがあれば、言葉の壁や国の壁は飛び越えられます。
「世界って意外に狭いなぁ」
などという 感覚を 実感できました。
娘は、この作品の彼女の絵を気に入ってくれた アメリカの女の子と文通をはじめました。

10年前には 考えもつかなかった状況が 今 我々の手の中にあるのですね。

では、ここで円周率ソング」をご覧ください(3分位です)。

いかがでしたか?

メロディーは、マイムマイムですね。フォークダンスで円陣を組んで踊るあのマイムマイム。
PD(パブリック・ドメイン)と言って、著作権が切れた状態の曲ですから、このように自由に歌詞を付けて平気なのです。
著作権のある楽曲を勝手に替え歌にするのは、基本的には著作者の許可がいりますから、要注意ですよ。

なぜ、マイマイムか?
回って踊る=円の周上を踊る つまり 円周率のイメージにピッタリというわけです。
イラストのダンサーズたちも楽しそうに 回りながら踊っています!

T.jpg

I.jpg

マイムマイムなのですが……間奏はオリジナルのコーラスが入っています。
ビートルズっぽいと言われます(笑顔)。コーラスは僕ですが、バンド的には 架空のビートルズ・フリークバンド「The Betrues(ビートゥルーズ)」の演奏(という設定)ですから、ビートルズっぽいのは 当たり前です。

TheBetrues.jpg

……関わったのは、僕と娘、YUKOさんと娘さん……とても とても 楽しく作りました!

yosinoblog2.jpgのサムネール画像2010年8/21(土曜日)の大阪『作詞作曲セミナー』を 最高に盛り上げます! そんな気持ちで 今テンションを上げています。

今回は、『作曲本』の読者の方! 『CD付き楽しく学べる作詞・作曲(ナツメ社)』の方、公募ガイド社の作品添削講座の生徒さん、サウンドデザイナー誌の読者の方、ネットでこのセミナーをしり申し込んで頂いた方……いろいろな参加者がいらっしゃいます。ありがとうございます。

なぜ、野口がセミナーを開こうと考えたのか? 
それは、音楽の基本は会話(コミュニケーション)にあると考えているからです。
たとえば、レコーディング! 音を出している時間以上にコミュニケーションの時間は重要です。
たとえば、オーケストラ! 本番も大事ですが、リハーサルで指揮者とオケのメンバーが何を語ったかも大切なのです。
作曲家も作詞家も、ディレクターさんとの打ち合せで作品の方向はキッチリと決まるのです。
ここで明確なイメージを語れないディレクターや作家は、大物にはなれないでしょう。

一人の作業が延々と続く打ち込みの作業や楽譜を書く作業も、実は、自分の中の仮想のリスナーとの対話だったりします。
弾き語りのアーティストも同じです。
音楽が共同芸術!である以上、コミュニケーション不在ではいられません。

……だから、コミュニケーションが中心にあるセミナーを開こうと考えたのです。
書物や文字のみでは伝わらない、ハートの部分を大切に、コミュニケーションの花が満開になるようなセミナーを目指します。

僕が学生だった頃、ヤマハの作曲編曲教室の恩師である林雅諺先生の言葉が忘れられません。
「さっきのレッスンはウソ! さあ、これから本当のことを語るよ」と 生徒達と居酒屋巡りをして、心に染みる言葉のシャワーを僕らに降り注いでくれました。
まさに、先生と我々のコミュニケーションの花が開いたのです。
会話のひと言ひと言が、歌詞になり、音符のようにはじけだし……僕らは、音楽を学びました。

今回の大阪は、初めてお会いする方がほとんどです。
でも、作詞が好き、作曲が好き、歌が好きという方ばかりです。

僕は、参加の皆さんの協力を得ながら、大輪のコミュニケーションの花をさかせてみたいと思います。
きっと、楽しく 心に染みる1日となるはずです。

こんな野口とコミュニケーションを取ってみたい方は、ぜひ、2010/8/21(土曜日)に大阪でお会いしましょう。

野口義修

作詞作曲セミナーイン大阪 ← 詳細、お問い合わせ



yosinoblog2.jpgのサムネール画像のサムネール画像野口義修は 『月刊サウンドデザイナー誌』に、かれこれ6年半ほど連載をしています。
連載コラムのタイトルは、「3分で分かる名曲のヒミツ」です。

このサウン ドデザイナー誌は、ギタリスト/ベーシストなどの為の打ち込み/レコーディング/音楽制作などの情報の専門誌というスタンスです。

本当に分か り易く、美しく編集された雑誌です! 初心者から中級のミュージシャンの為の音楽制作バイブル的な雑誌なのです。お奨め!

今月は、雑 誌とこのサイトとのコラボレーションを考え、
バッドフィンガー&ニルソンの「Without You」をテーマに、バラードの曲作りの秘訣を書いています。

あと、今月の特集「理論不要の名曲 作曲術」でも記事を書いています。
ぜひ、書店等でご覧くださいね!!!

サウンドデザイナー誌サイト

SOUND DESIGNER (サウンドデザイナー) 2010年 08月号 [雑誌] の購入(税込み840円)

バッドフィン ガー&ニルソンの「Without You」の当サイトコラム


 

 


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